UEFIとレガシーBIOSの違いとブートモードの関係

ASRockUEFIメニュー画面 自作PC

BIOSの種類とそれぞれのブートモードの特徴をまとめてみました。また、使用しているPCがどちらでブートしているのか確認方法も紹介しています。

BIOS(バイオス)とは

BIOS(Basic Input Output System)は、マザーボードなどに搭載されているプログラムでファームウェアの一種です。搭載されている部品や接続デバイスなどのハードウェアを制御します。

UEFI BIOSとは

UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) は、BIOSとOS間のインターフェースで新たに定めた仕様のこと指します。このUEFIに対応したBIOSのことをUEFI BIOSと呼びます。

OSの起動は、UEFIブートとCSMを使ったLegacyブートが可能です。

CSM (Compatibility Supported Module) とは、従来のBIOSとの互換性をサポートする機能です。

Legacy BIOSとは

従来のBIOSのことをLegacy BIOS(レガシーBIOS)と呼んだりします。

OSの起動は、Legacyブートのみ可能です。

ブートモード (Boot Mode)

UEFIかレガシーのどちらのBIOSモードで起動させるかを選択します。

それぞれのブートモードのおもな特徴

ここではWindowsを対象にしています。

UEFIブート
  • 起動ディスクはGPT (GUID Partition Table)
  • 起動時間の短縮
  • セキュリティ機能の追加
Legacyブート
  • 起動ディスクはMBR (Master Boot Record)
  • UEFIに対応していない古いOSなども起動できる

GPT(GUIDパーティションテーブル)とMBR(マスターブートレコード)の違い

GPTとMBRはディスクのパーティションスタイル(形式)になります。データ用で使用する場合も選択することになります。

GPTMBR
サポートするディスク容量大容量2TiB (約2.2TB)
サポートするプライマリパーティション数ほぼ無制限4
OSとの互換性

使用しているPCのBIOSモード確認方法

Windowsを起動したら以下の手順で進めてください。

ファイル名を指定して実行

Windows+Rを押してファイル名を指定して実行を開く

名前に「msinfo32」と入力しOKをクリック

システム情報

システム情報が開くのでBIOSモードの欄を確認してください。UEFIレガシのどちらのモードか確認できます。

まとめ

最近のマザーボードは、ほとんどUEFI対応BIOSです。特に理由がなければ、UEFIモードでOSをインストールしたほうがメリットがあるかと思います。

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