マルチメディアデータを処理するためのコマンドラインツールであるFFmpegをWindowsで利用できるようにする方法を紹介します。
ファイルのダウンロード
FFmpegはソースコードしか提供していないのでコンパイル済みの実行ファイルをGyanDからダウンロードします。

full_buildをダウンロードします。7zとzipのどちらのファイルでもよいです。
ダウンロードしたらお好きな場所で解凍してください。
Pathを通す
解凍したbinフォルダにffmpeg, ffplay, ffprobeの3つの実行ファイルがあります。これらのプログラムをコマンドラインから使えるようにこのフォルダにPathを通す必要があります。

スタートメニューからenvと検索して環境変数を編集を開きます。

ユーザー環境変数のPathの編集をクリックします。

新規をクリックして参照から解凍したbinフォルダを選択してOKをクリックします。
プログラムの実行確認
プログラムが実行できるかコマンドプロンプトから確認してみます。
ffmpeg -version

このようにFFmpegのバージョン情報が表示されれば、正しくパスが通っています。