リポジトリの利用者側として、不具合などが起きた場合のバージョンの戻し方と修正された新しいバージョンへの更新方法を簡潔にわかりやすく紹介します。
コミットハッシュを確認
リポジトリのルートディレクトリでコマンドプロンプトを開きます。
コミット履歴
git log
コミット履歴(一行表示)
git log --oneline
![git log](https://pcniki.com/wp-content/uploads/2024/06/repository-restore-1-800x451.webp)
HEADが現在の作業ディレクトリ(ブランチの最新コミットに位置する)
スクロールで履歴を確認してしてQで閉じることができます。
特定のバージョンに戻す
ポインタ (HEAD) を移動
移動したいポイントのコミットハッシュ(例)を指定
git checkout 29be1da7cf2b5dccfc70fbdd33eb35c56a31ffb7
先頭から7桁ほどの16進数を使用しても、コミットハッシュの一意性は十分に確保される
git checkout 29be1da
タグ(例)も指定可能
git checkout v1.5
最新の変更を取り込む
リモートリポジトリが更新された場合にローカルリポジトリに適用する。
現在のブランチを確認する
git branch
![git branch](https://pcniki.com/wp-content/uploads/2024/06/repository-restore-2-800x171.webp)
checkoutで移動したためmainから外れている(HEAD detachedは特定のコミットを指している状態)
mainブランチの最新の位置に戻る
git checkout main
リモートから変更を取得する
git fetch origin
ローカルのブランチに変更をマージする
git merge origin/main