リポジトリの利用者側として、不具合などが起きた場合のバージョンの戻し方と修正された新しいバージョンへの更新方法を簡潔にわかりやすく紹介します。
コミットハッシュを確認
リポジトリのルートディレクトリでコマンドプロンプトを開きます。
コミット履歴
git log
コミット履歴(一行表示)
git log --oneline

HEADが現在の作業ディレクトリ(ブランチの最新コミットに位置する)
スクロールで履歴を確認してしてQで閉じることができます。
特定のバージョンに戻す
ポインタ (HEAD) を移動
移動したいポイントのコミットハッシュ(例)を指定
git checkout 29be1da7cf2b5dccfc70fbdd33eb35c56a31ffb7
先頭から7桁ほどの16進数を使用しても、コミットハッシュの一意性は十分に確保される
git checkout 29be1da
タグ(例)も指定可能
git checkout v1.5
最新の変更を取り込む
リモートリポジトリが更新された場合にローカルリポジトリに適用する。
現在のブランチを確認する
git branch

checkoutで移動したためmainから外れている(HEAD detachedは特定のコミットを指している状態)
mainブランチに切り替える
git checkout main
リモートから最新の変更を取得してローカルに適用する
git pull origin main