以前のNeRFモデルからアップグレードしたLuma AI (Interactive Scenes) のiphoneアプリの使い方、ウェブの利用方法を紹介します。
Luma AIとは
Luma AI (Interactive Scenes) では、Gaussian Splattingを組み合わせて簡単に美しい3Dモデルの作成や共有ができます。
スマホアプリの使い方
撮影データをアップロードしてクラウドサーバ上で処理が行われます。LiDARやキャプチャ機器は必要なくiPhone 11以降であれば作成できます。

GoogleかAppleのアカウントを利用してサインインしてください。

下にある+ボタンをクリックして3Dモデルの作成を始めます。

まずは下からUPLOAD, OBJECT, SCENEが選択できます。UPLOADではビデオから作成できます。今回は植木鉢を3Dモデルを作成するのでOBJECTを選択しました。撮影する物が囲えない場合はSCENEを選択してください。
準備ができたら十字線をオブジェクトの中心に移動して画面をタップします。

十字線をオブジェクトの中心に置き一周したらもう一度画面をタップします。


青の矢印や左右のメジャーを動かしてボックスの調整ができます。オブジェクトおおまかに囲んだらConfirmをクリックしてください。


スマホの位置のガイドが表示されているのでそれに合わせてオブジェクトの周りをゆっくり移動してください。3つのループが完了したらUploadしてください。すべてのループができなくても右上のFinishをクリックしてアップロードすることもできます。

アップロードが完了したらクラウドサーバ上での処理に30分程度かかります。完成したら通知が来るのでお待ちください。


Profileをクリックすると作成したシーンがあるのでクリックしてください。とても美しいアニメーションが表示されます。右下をクリックしてこのまま保存したりリンクをシェアしたりすることができます。


右上のReshootをクリックしてください。ここではレンダリングやAR表示が可能です。Shoot ARをクリックして拡張現実を体験してください。レイヤーマークをクリックすると背景を非表示にできます。

下をスワイプしたらPrivacy欄で公開設定を確認しときましょう。最初はプライベートのリンクシェアのみになっていると思います。
Assetsではデータをエクスポートすることができますがスマホであまり扱うことはないと思います。PCでも利用する方は以下をご覧ください。
PC(ウェブ)での利用方法
Luma AIはPCでも利用することができます。iphoneアプリが利用できなくてもウェブからデータをアップロードできます。以下のリンクにアクセスしてください。

GoogleかAppleのアカウントを利用してサインインしてください。

Createからファイルをアップロードできます。動画ファイル、画像をzipで圧縮してのアップロードが可能です。Helpにポイントが載っているのでアップロードする場合は目を通してください。

ダウンロードでは複数のファイル形式に対応しておりBlenderなどのDCCツールにインポートすることができます。
Unreal Engineではプラグインを介してGaussian Splatting (.ply) のリアルタイムレンダリングをサポートしています。