Black Forest Labsが提供するFLUX.1最新のインペインティング・アウトペインティングモデルを紹介します。
実行環境
OS | Windows11 24H2 |
ComfyUI | 9a616b81c15cec7f5ddcbc12e349f1adc03fad67 (v0.3.7) |
モデルのダウンロード
オリジナル
ファイルサイズが23.8GBもあります。モデルにアクセスするには、Hugging Faceにログインしてライセンスの同意が必要です。
📁ComfyUI\models\diffusion_models\flux1-fill-dev.safetensors
GGUF
量子化モデルになり複数のモデルサイズを選択できます。GGUFモデルのロードには、カスタムノードのComfyUI-GGUFが必要なのでComfyUI Managerからインストールしてください。
ノードのLoad Diffusion ModelをUnet Loader (GGUF) に置き換えて使用することができます。
📁ComfyUI\models\unet\flux1-fill-dev.gguf
インペインティング
画像の欠損部分を情報を基に補完します。オブジェクトの削除や修正をすることができます。
上の画像にワークフローが埋め込まれてるのでドロップして使ってください。
マスクの作成はComfyUI上で行うことができます。
Load Imageを右クリックでOpen in MaskEditorを開きます。
インペインティングを行う部分を塗りつぶしてSaveしてください。
例 LED看板の単語を変更しました。
アウトペインティング
元画像の境界を越えて、既存の内容に追加で新しい領域を生成することができます。
上の画像にワークフローが埋め込まれてるのでドロップして使ってください。
使い方は、Pad Image for Outpaintingで書き足したい方向に数値を振ってください。
例 木の幹の画像から上と左右を拡張しました。